料理 レシピ 料理研究家村上祥子 料理教室 管理栄養士

TOP > ミニシェフクラブトップ > 2006年度の内容

ミニシェフクラブは3回参加で1セットのカリキュラムになっています。
 
第1回目の内容    >>こちらから
第2回目の内容    >>こちらから
第3回目の内容    >>こちらから

 

第1回目のテーマ

人間の体を効率よく動かしていくためには、脳細胞からの指令が必要。
脳細胞がエネルギーに使えるのはブドウ糖だけ。
幼児期からエネルギー源の炭水化物の主食、体を構成するためのたんぱく質の主菜、体の機能を調整するビタミン・ミネラルのもとの野菜の副菜、の3点が必要です。
おやつの場合も同じ組みたて方をします。要は、日本型食生活を身につけることです。

2才になれば、成人なみに体内に酵素がととのいます。3才になると、自主的にやりたいという気力が芽ばえます。
自ら料理を作ることで、ミニシェフさんは食べることへの関心を育てていきます。
1回分で最低200kcalで組みたてたレシピです。
そのうち、100kcalを炭水化物で摂れるようにくみたてます。

小学校に上がるまでは、肉と野菜は同量食べれば十分です。これを目安におうちの食事もどうぞ。


保護者の方へ

調味料は本物をなめさせる。おとながダイエットコークを飲んでもよいけれど、子どもには砂糖の甘味を。五味の感覚を育てるためです。
3才までに食材のかたさに慣れる。生のカリフラワーのかたさ、プチトマト1個を丸ごと頬張ってかみ砕くこと。奥歯でかむことで、頭蓋にかたさが伝達され、脳細胞が育ちます。

子どもの皿に親の期待の量をとりわけない。おとなだって、おなかのすいた日も、そうでない日もあります。それを考えて盛りつけるように。お母さんは子どもの残したものを食べない。


カリコリサラダ

1人分 40kcal 塩分0.2g 

[材料]ミニシェフ1人分

プチトマト    1個

きゅうり     1/4本(15g)

カリフラワー  1かけ

酢        小さじ1

サラダ油    小さじ1

塩        2つまみ

[作り方]

まな板にきゅうりをのせて切る。「ジップロックコンテナー」R(丸中)に移す。
<まな板と包丁はかたづける。>

カリフラワーを指でちぎる。コンテナーへ。
プチトマトは、へたをとる。コンテナーへ。
塩をパラパラかける。 酢を小さじでかける。  サラダ油を小さじでかける。

ふたをする。 ふってふってなじませる。 ふたをとると、サラダのできあがり。


ぶたまん

1個分 167kca 塩分0.8g

[材料]  6個分

<まんじゅう生地>
薄力粉        150g
牛乳          100ml
サラダ油       小さじ2
ドライイースト    4g(小さじ1)
塩           1g(小さじ1/5)
砂糖          9g(大さじ1)
打ち粉用薄力粉  適量

<具>
豚ひき肉      100g
玉ねぎ        100g(みじん切り)
塩          小さじ1/2
砂糖         大さじ1
かたくり粉     大さじ1
ポン酢しょうゆ  適量

 

[作り方]

<生地>

  1. 「ジップロックコンテナー」R(丸大)に牛乳とサラダ油を入れて、電子レンジ600W30秒(500W40秒)加熱。
  2. ドライイースト、塩、砂糖、薄力粉の1/3量を加え、なめらかになるまで混ぜる。
  3. 残りの薄力粉を加え、箸で軽くグルグル5〜6回かき回す。
  4. 電子レンジ弱30秒加熱。(一次発酵)
  5. とり出してふたをのせて、温かいところに10分、2倍にふくれるまでおく。

<具>

  1. 材料を混ぜ合わせて、6等分してわける。

<仕上げ>

  1. 打ち粉をしたまな板に生地をとり出しゴムべらでガス抜きして、8等分して丸める。
  2. めん棒や手のひらで直径7cmにのばす。具をのせて包む。
  3. 「ジップロックコンテナー」R(丸大)に水50mlを入れて、「ジップロックコンテナー」R(丸小)に豚まんを入れて、中におき、ふたをのせる。
  4. 電子レンジ600W1分加熱する。

黒糖バナナ酢

大さじ1ぱいあたり 28kcal 塩分0g

[材料]450mlマヨネーズ瓶1本分

バナナ   1本(正味100g)
黒糖(粉) 100g
黒酢    200ml

<試食用>
黒糖バナナ酢 小さじ1
トマトジュース 50ml

 
  1. [作り方]
    バナナは、皮をむいて正味100g用意する。幅2cmの輪切りにする。
    びんに黒糖を入れて、バナナを加え、黒酢を注ぐ。
  2. 電子レンジ600W30秒(500W40秒)加熱。*
  3. *半量のときは、600W15秒(500W20秒)加熱。
  • 12時間後から飲める。
  • 黒糖が底にたまるときは、はしで混ぜる。
  • バナナはデンプン含有量が高く、産地によっては1ヶ月たつと溶けてくるものもあるので、取り出したほうがよい。バナナそのものも食べるとおいしい。

    もっと詳しくは バナナ酢ドットコムへ >>こちらから

 

第2回目のテーマ

本日のスローフードは、ごはんを炊くことでスタートします。

野菜と鶏肉の煮ものを作り、フードプロセッサーでちらしの具を作ります。

食事の量は主食3:副菜2:主菜1で

人間の体を効率よく動かしていくためには、脳細胞からの指令が必要。脳細胞がエネルギーに使えるのはブドウ糖だけ。

幼児期から、エネルギー源の炭水化物の主食、体を構成するためのたんぱく質の主菜、体の機能を調整するビタミン・ミネラルのもとの野菜の副菜、の3点が必要です。要は、日本型食生活を身につけることです。

料理を主食3:副菜2:主菜1で食べる。ただし、3,4才のうちは主菜1:副菜1で。


ごはんをたく すしめしを作る

[材料]  ミニシェフ6人分

米1カップ(200ml)
水1.3カップ(260ml)

 

 

[作り方]

  1. ボウルにざるを入れる。 米を入れる。 水を注ぐ。 手でかきまぜて洗う。 白くなった水はすてる。 もう1回くりかえす。
  2. 大きめの耐熱ガラスのボウル(直径21.5cm)に洗った米を入れ、水を注ぐ。
    専用のふたをする。または、両サイドを少し残してラップをかける。
  3. 電子レンジ600Wで5分(500W6分)加熱。沸とうしてきたら、弱(150〜200W)に切りかえて12分加熱。
  4. とり出して、10分間蒸らす。
  5. ご飯を炊いている間に、すしめしの用意をする。
  • 「ジップロックコンテナー」R丸中を1個ずつ配る。
  • 酢、砂糖、塩を、瓶又はパッケージで見せる。
  • 酢と砂糖小さじ1杯ずつ、塩はちょっぴり加える。
    スプーンで混ぜて溶かす。お味見。ごはんを1/6ずつ配る。混ぜる。すしめし完成。

筑前煮とかやくの作り方

1人分 53kcal 塩分0.6g
[材料]  ミニシェフ6人分(おとな2人分)

鶏ムネ肉角切り  6個(100g)
こんにゃく角切り  6個(100g)

{A}
・しょうゆ 大さじ2
・砂糖   大さじ2
・酒     大さじ2

れんこん   5gのもの6個(30g)
ごぼう    5gのもの6個(30g)
にんじん   5gのもの6個(30g)
たけのこ   5gのもの6個(30g)
生しいたけ 5gのもの6個(30g)
さやいんげん 5gのもの6個(30g)

[準備]ミニシェフクラブ用

  • 野菜は、皮付きの全形のものを用意。
    切って下ごしらえずみのものも用意。
  • 調味料は、市販のびんに入った姿で用意。とりわける耐熱ガラスのプリンカップも6個用意。

 

 

[作り方]

  1. こんにゃくは、スプーンでかき取り、ペーパータオルをしいた耐熱ボウルに入れる。 ラップをして電子レンジ600W2分(500W2分20秒)加熱し、アクを抜く。
  2. 鶏肉は、6等分して、{A}の調味料をからませる。
  3. 耐熱ボウルに野菜とこんにゃくを入れ、{2}の鶏肉を調味料ごと上にのせる。
  4. はしあけラップをして、電子レンジ600W10分(500W12分)加熱する。 (冷凍野菜のときは、電子レンジ600W8分(500W9分40秒)加熱する)

【参考】

ミニシェフは、「ジップロックコンテナー」R(丸小)に調味料を入れて、鶏肉、こんにゃく、野菜を各1個ずつ入れる。
ふたをおいて、電子レンジ600W1分(500W1分10秒)加熱。
フードプロセッサーでみじん切りにして、かやくを作る。


細かくしたかやくと すし飯を混ぜて、ちらし寿司のできあがり。
 

かき玉汁 お母さんむけ 味見は親子で

1人分 33kcal 塩分0.8g

[材料]  おとな6人分

<だし>600ml
水       650ml
昆布     (3×3cmのもの)2枚
削りかつお 小2パック(10g)

塩          小さじ1/2
しょうゆ       小さじ1
酒          小さじ1
かたくり粉     大さじ1
水          大さじ1
卵          2個
みつば       1/2ワ(20g)
しょうがの絞り汁 小さじ1

 

[作り方]

  1. みつばは、2cm長さに切る。 しょうがは、皮つきで20gほどをすりおろして、手でキュッと絞り、汁をとる。
  2. <だしをとる>
    1. だしポットにあみをセットして、昆布と削りかつおを加えて、水を注ぐ。
    2. 電子レンジ600W6分30秒(500W7分)加熱する。
      沸騰する直前ぐらいで、スイッチを切ってとり出す。
    3. あみをとり出すと、澄んだだしがとれる。
  3. 鍋にだしを入れ、塩、しょうゆ、酒で調味する。 完全に沸騰してきたら、かたくり粉を水で溶いて加えてとろみをつける。
  4. 次に沸騰してきたら、溶き卵をはしを伝わせて流し入れる。
    卵がかたまって浮いてきたら、火をとめ、みつばとしょうがの絞り汁を加える。

大根のカラフルピクルス 親子でどうぞ

1人分 34kcal 塩分0.6g
[材料]  6人分

大根     200g
にんじん   4cm分
赤ピーマン 1個
きゅうり   2本
プチトマト  8個
塩       小さじ1

{A}
・ローリエ    1/4枚
・ 赤唐辛子  1/2本
・ シナモン棒 2cmくらい
・ 黒粒こしょう 5粒

{B}
・ 酢      250ml
・ 水      100ml
・ 砂糖     60g
・ 塩      小さじ2

 

[作り方]

  1. チーズカッターがあれば、野菜はすべてギザギザカットにする。 大根は、3〜4cm角切り。 にんじんは、1cm角4cm長さの棒状に切る。 赤ピーマン、きゅうりは、乱切り。 プチトマトは、へたをとる。
  2. 耐熱ボウルに{1}の野菜を入れて、塩をふって混ぜる。 電子レンジ600W30秒(500W40秒)かける。
  3. 耐熱ボウルに{A}のスパイスと{B}を加えて混ぜる。
  4. ラップなしで、電子レンジ600W1分(500W1分10秒)加熱。
  5. そのままでもおいしくつかっている。 冷蔵庫で冷やしたら、もっとgood。 1週間冷蔵してもおいしい。

 

第3回目のテーマ

カラフル野菜の色は、人の身体に機能する、闘う色

@

トマト

リコピン

紫外線トラブルと闘う力

陽射しを浴びながら、真っ赤に色づいていくトマト。リコピンという色素を蓄えることで、紫外線による酸化トラブルを防いでいるのです。ほかにもスイカや金時ニンジンなどに含まれるこの色素は、皮膚をシミ・ソバカスから守るだけでなく、全身で、活性酸素を原因とする体内環境の悪化と闘います。

A

赤ピーマン

カプサンチン

体内の老化を遅らせる力

ピーマンと言えば、緑を想像する人が多いようですが、それはまだ未完熟の色。成熟にしたがってカプサンチンという色素を蓄え、赤ピーマンへと変身していきます。とうがらしなどにも含まれるこの色素は、ガンや動脈硬化などの予防作用が報告され、「老化遅延」の視点からも研究が進められています。

B

コマツナ

クロロフィル

発がん物質と闘う力

ほとんどの植物が持っている緑色の色素で、特にプチヴェールやホウレンソウなど緑の濃い葉野菜に多く含まれます。この色素は発がん物質や変異源物質と闘い、不活性化や抑制作用を示すと報告されています。口内では口臭や歯周病菌とも闘い、その力を利用して消毒剤やスキンケア商品にもなっています。

C

ホウレンソウ

ルティン

眼球を丈夫にする力

本来は黄色の色素ですが、クロロフィルなど緑の色素に隠されて、ホウレンソウをはじめとする数多くの葉野菜に蓄えられています。この色素は光と戦い、網膜を酸化から守る。その力はいま、白内障や黄斑変成症といった、加齢などにともなうさまざまな眼病と関連づけて研究が進められています。

D

ニンジン

β-カロテン

アレルギーを阻止する力

高い抗酸化力で知られるβ-カロテン。その名が「キャロット」に由来するように、ニンジンはその色素の力を強く発揮する野菜の代表格です。特に注目されているのが、抗アレルギー作用。一時的に発症を抑えるのではなく、免疫バランスを整え、長期的に摂取すれば体内環境の正常化が期待できます。

E

カボチャ

β-カロテン

ガンに立ち向かう力

活性酸素が原因と言われている、さまざまな体内環境悪化の予防に関わるβ-カロテン。近年ではガン予防に着眼した実験結果が数多く報告されています。ニンジンと並んでβ-カロテンが豊富なのはカボチャ。他にもビタミンや食物繊維が豊富で、現代人に最も必要な野菜のひとつと見なされています。

F

ラディッシュ

アントシアニン

視機能低下を防ぐ力

ラディッシュやブルーベリー、紫ニンジン、赤キャベツなどに含まれる赤紫の色素。アントシアニンは、眼精疲労を回復し、視力低下を防ぐ働きなどでひろく知られています。光を感知し、脳に信号を送る。そのたびに分解されてしまう網膜内のロドプシンという物質を、再合成してくれるのだそうです。

G

ナス

ナスニン

体内の酸化を防ぐ力

初秋に向けて色ツヤを増すほど、味わいも増していくナス。実は栄養も、その色によって見極めることができます。皮部分の濃紺色は、ナスニンというアントシアニンの一種。その色が濃いほど抗酸化力も高まり、体中の活性酸素と闘ってくれる。動脈硬化の防止作用や老化抑制作用が注目される色素です。

H

タマネギ

ケルセチン

骨の代謝を高める力

タマネギのうっすらとした黄色はケルセチンというフラボノイド系の色素。いろいろな野菜に含まれますが、特に豊富なのはタマネギです。カルシウムの吸収を促し、骨の代謝を高める。骨粗鬆症の予防効果が期待されている色素です。ほかにも動脈硬化の予防に働いたりと、次々と新しい発見がなされています。

I

大豆

イソフラボン

血管を若く保つ力

血管を正常に保つ作用を持つ色素。大豆を多く食べる人は、尿中にこの色素が増えますが、これらの人は心筋梗塞のリスクが低いとの報告もあり、さらなる研究が期待されています。また子宮ガンや前立腺ガンなど生殖関連部位への働きが顕著なことから、ホルモンバランス調整作用との関係が報告されています。

 


スパゲッティーをレンジでゆでる

1人分 126kcal 塩分0.0g

[材料]  ミニシェフさん6人分

スパゲッティ(乾)200g

水5カップ

 

 

 

[作り方]

  1. <ごはん&パスタボウル>に水を注ぐ。 スパゲッティを2つに折って加えて、ふたをする。

  2. 電子レンジ600W10分(500W12分)加熱。 湯がわいてきたことをたしかめて、ふたをとる。

  3. 袋の表示時間通りに、電子レンジ600Wでゆでる。(1.6mmで9分)

  4. ざるへあげて、湯をきる。

 


ミートソース

1人分 89kcal 塩分1.8g

[材料]  ミニシェフさん1人分(×3=おとな1人分)

トマト           50g
塩             小さじ1/5
こしょう          少々
トマトケチャップ     大さじ1
玉ねぎ(みじん切り)  20g
牛ひき肉         30g
(牛もも肉かたまりで200g用意する)
粉チーズ        小さじ1
パセリ(みじん切り) 小さじ1

 

[作り方]

  1. 「ジップロックコンテナー」R中丸を配る。
  2. 水で絞ったペーパータオルをしいて、まな板をおく。
  3. トマトをもらって4つに切って、{1}のコンテナーに入れる。
  4. トマトケチャップ、塩、こしょうを入れる。
  5. 牛ひき肉を入れる。
  6. 玉ねぎを入れる。
  7. ふたをおく。
  8. 電子レンジ600W2分加熱。
  9. とり出して混ぜる。

    <仕上げ>
    各人でゆでたてのスパゲッティを器にとり、ミートソースをかける。
    粉チーズとパセリのみじん切りをふる。

ラタトゥイユ お母さん向け

1人分 66kcal 塩分0.5g

[材料]  おとな6人分

玉ねぎ        中1/2個(100g)
ズッキーニ      1本(100g)
なす          1本(100g)  正味量で
小松菜        1/3ワ(100g)  700〜800g
赤ピーマン      1個(100g)
にんじん       小1/2本(50g)
トマト           200g
黒オリーブ(種ぬき) 4個
ローリエ         1枚
塩小さじ         1/2
こしょう         少々
オリーブオイル    大さじ2

 

[作り方]

  1. 玉ねぎは、くし形に切る。 ズッキーニとなすは、皮をしま状にむき、幅1cmの輪切り。 小松菜は、4cm長さに切る。 赤ピーマンは、タネを除いて乱切り。 にんじんは、幅1cmの輪切り。 トマトは、へたをとり、8個に切る。
  2. 耐熱ボウルに{1}を入れて、黒オリーブ、ローリエ、塩、こしょう、オリーブオイルを加える。
  3. クッキングシートをじかにかぶせ、小皿をのせる。
    はしあけラップをして、電子レンジ600W12分(500W14分20秒)加熱する。
  4. 全体を混ぜて味をなじませる。

>>このページのTOPに戻る