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村上祥子の食育教科書
「勉強の前に、まずごはん!」
               ISBN 4−88132−048−3
               全国学校給食協会 刊  税込¥980

               3月14日 発売


この本は、一般書店にはおいてありません。
購入方法は:
1: 書店で申し込む
2: 出版社 全国学校給食協会 へ直接申し込む。
        1020074 東京都千代田区九段南2−5−10  
        TEL 03-3262-0814 FAX 03-3262-0717
        担当: 溝渕、奥山
   申込方法
    1) 氏名、住所、郵便番号、TELFAX番号、冊数、を明記して下さい。
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      FAX 03-3262-0717
      E-mail:school-lunch@nifty.com      いずれでもOKです。
    3) 代金は、書籍に同封されている郵便振替用紙でお支払い下さい。  
       郵便振替 00140-8-60732 


【村上祥子からご挨拶】

お元気でいらっしゃいますか。
このたび、全国学校給食協会より「勉強の前に、まずごはん!」を出版しました。
食育の授業に各地の小・中学校へ出かけますが、南へ行っても北へ出かけても、生徒が興味を示すのは、ごはん、肉じゃが、ピツァなど。
頭脳と体のエネルギーのもとになる炭水化物がとっても好き。
米を洗って耐熱ボウルで電子レンジにかけると、おネバがぶくぶく沸き上がってきて、水がどんどん無くなってきます。
かたかった米がやわらかいごはんに変わる、この不思議。
そうか、調理するということは自分の体の水分量に合わせて食べやすくすることなのだ。
帰ったらお母さんに話すヨ。お父さんにごはんを炊いてあげるヨ。
これからは一人でお留守番でも大丈夫、と口々に叫びながら興奮のるつぼへ。
食べるということは生きることそのものなのですが、体感したとたんに、子どもは近しいおとなへもおもいを馳せます。
その情景をありのままに再現しました。子どもが一人でもできるように作っています。

 
【目次】   青色のところをクリックするとサンプル頁がごらんになれます>
 
表紙
目次

 

はじめに、こどものみなさんへ
大人のかたへ
なぜ食べるんだろう?
栄養ってなに?
この味、どんな味? 調味料でおいしくなるね
朝ごはん、食べてる?
子どもに料理を教える前に
電子レンジABCレシピ集
電子レンジの使い方〜きほんの道具 ここに注意
ごはんを炊こう
肉じゃがを作ろう
さばのみそ煮を作ろう
ピザを作ろう
りんごサワーで、サラダを作ろう
おさらいクイズ50
食べ力Q&A

 
【村上祥子からのメッセージ】
 
食べ力は、生きる力。自分で作って、ちゃんと食べよう。
 

<子どものみなさんへ>

わたし、6歳の時からごはんを炊き、さばの煮つけなど作っていました。
それから、大きな病気で死にかけて手術をうけたことが、今まで10回もあります。
おはかに入るのはぜったいイヤだったから、しっかり食べて、いっしょうけんめいからだを動かしました。
10回とも、みごと生きかえって、いまはみんながびっくりするほど元気いっぱい。

だからみなさんに 、声を大きくして言いますね。
勉強の前に、まずごはん!
力のもとになるお米のごはん。からだをつくる肉や魚や卵。からだを働かせる野菜や海そう。
それをバランスよく食べ、よく動いたら、ぐんぐん大きく育つ。
病気にまけないからだになれる。
自分で材料を組み合わせて、台所に立ってお料理できたら、もう最高です。

この本では「食べ力は、生きる力」ということをお話ししたあと、電子レンジで手品みたいにかんたんに作れる、ごはんやピザや肉じゃがのお料理レッスンをします。
かんたんだから、ぜひ作ってみて。

わたしは、おいしいものを作ること、食べることがだい好きです。
そして食べ力が命のきほんだということを広めたくて、きょうは東京、あしたは北海道、あさってはアメリカ、世界中をかけまわって、仕事をしています。

あなたも食べ力をつけて、すてきな人生にしてね!   むらかみさちこ

 

<大人のかたへ>

いま教育は、子ども達の「生きる力」を育てようという方向に、大きく変わりつつあります。

人が健康に生きていくための3本柱は、運動(よくからだを動かす)、睡眠(ぐっすり眠る)、食(バランスよくちゃんと食べる)。
なかでも食べることは、子どもたちのからだや脳を作り、育て、動かす原動力です。
そこで食に関する教育、つまり「食育」に、大きな関心と期待が集まっているのです。

しかし、ひとくちに「食」といっても、食材、栄養学、素材と旬、化学(卵のたんぱく質が熱でかたまる、など)、味覚、食べ残しから考える環境問題・・。
範囲はとても広く、何をどこまで教えたらいいのか、現場は混乱しています。
家庭科の先生、栄養士などの専門家でさえ戸惑っているのですから、ファーストフードの洗礼を受けて育った今の若いおかあさんたちは、お手上げです。

現代の子どもたちにまず必要なことは、とにかく自分で実際に食事を作ってみる経験を通して、食べることの大切さに気づくことではないか。
そう考えて、もう20年以上、食育の活動を続けています。

ほんのちょっとしたきっかけを作ってあげれば、子どもたちは「食べることも作ることも楽しい!」と、思える世界へ入っていきます。
大人が「おいしいね」と喜んでみせると、「また作ってあげたい」と、何度も作って腕をあげて、大きな自信につながっていきます。
そして、素材の名前や旬のこと、栄養のバランスのことなどをいつのまにか覚え、食べることを大切にしたい、と自然に考えるようになります。

健康な食習慣と、食物をいとおしむ気持ちを子どもの時に身につけられたら、精神的にもすこやかに、一生幸せに生きられます。

勉強の前にまずごはん! 子どもたちに一生の宝ものをプレゼントしましょう。

村上祥子