料理 レシピ 料理研究家村上祥子 料理教室 管理栄養士

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NHK総合テレビ
2002年10月11日
生活ほっとモーニング


『食べてほっくり!体すっきり!小豆のおいしい活用術』

小豆の「あん粒子」と健康効果の話
・小豆を水を加えて加熱することで、小豆のでんぷんが消化されないたんぱく質にコーティングされ、まん丸い「あん粒子」を作る。この「あん粒子」に砂糖を加熱しながらからめることで、なめらかな粘りと、砂糖の水を引きつける働きによるみずみずしい舌触りを生む。大豆ではこれは起こらない。
・しかし、小豆の持っているポリフェノールは、渋抜きにより水中に溶けだしてしまう。味を重視するために渋を抜いてしまうと、健康にいいポリフェノールが失われるというジレンマ。渋みをうまく利用できないだろうか。
・実は、小豆の栄養を丸ごと食べられる伝統的な料理があった。赤飯。これは小豆の真っ赤なゆで汁を使ってもち米を炊いてできた色。渋みは、米によって舌に感じなくさせるのだ。その他、乳製品(非加熱)や、味噌なども同様の効果が期待できる。


−村上祥子の新・小豆料理−


1 <小豆のリゾット>

リゾットを鍋で作ると、つきっきりで混ぜなくてはなりません。
ところが電子レンジで加熱すると、何も手をかけなくてもアルデンテにできあがります。
日本のおかゆの場合より、湯は少なめに。
蒸らし時間“0”でどうぞ。

[材料]  2人分

米 1/2カップ
小豆(乾) 100g

水 21/2カップ

自然塩 小さじ2/3
くり(鬼皮と渋皮をむいたもの・1cm角切り)50g
オリーブオイル 大さじ1
バター 大さじ2
パルメザンチーズ(おろしたもの)大さじ3
こしょう 少々

[作り方]

1) 鍋に小豆を入れて、水をひたひたまで注いで火にかける。
煮たっても3分間強火でゆでて、ざるへあげる。
鍋にもどし、水21/2カップを注いで火にかける。
煮たったらふたをして、弱火で30分間、小豆が十分やわらかくなるまでゆでる。

2) 耐熱ボウルに{1}を移し、自然塩を加えて混ぜ、米を加える。

3) くりにオリーブオイルをまぶして、ボウルに加える。

4) ふたをして、600Wレンジ10分(500W12分)加熱。

5) とり出して、バターとチーズを加えて軽く混ぜる。


2 <小豆豆腐>

[材料]  6個分

 <豆腐>
くず粉 20g
小豆のゆで汁 1カップ
練りごま 30g

小豆(ゆでたもの) 50g
しょうゆ 少量

[作り方]
 
1) くず粉に小豆のゆで汁を加えて溶かす。
耐熱ボウルに練りごまを入れ、溶いたくず粉を加えて、泡立て器でとかす。
ふたをのせて、600Wレンジ2分(500W2分30秒)加熱。
とり出して、泡立て器で混ぜる。
ふたをもどし、600Wレンジ1分(500W1分30秒)加熱。
とり出して、ゆでておいた小豆を加えて混ぜる。

2) 水でぬらしたおちょこにスプーンですくいとって、流して冷ます。

3) 器にもり、好みでしょうゆをそえる。


3 <小豆の豚汁>

[材料]  2人分

小豆(乾) 30g
水 2カップ

豚ロース肉(薄切り) 50g
豆腐 小1/4パック(50g)
じゃがいも 小1個(100g)
にんじん 3cm分(20g)
れんこん 3cm分(30g)
味噌 大さじ2
万能ねぎ(小口切り) 4本

[作り方]

1) 鍋に小豆を入れて、ひたひたの水を注ぎ、火にかける。
煮たっても3分間強火でゆでて、アク出しをする。
ざるへあげて、ゆで汁を捨てて鍋にもどす。
水2カップを加えて火にかけ、沸とう後、やわらかくなるまで弱火で30分間ゆでる。

2) 豚肉は、3p長さに切る。豆腐は、1p角切り。
じゃがいも、にんじん、れんこんは、幅2oのイチョウ切りにする。

3) {1}の鍋に{2}を加え、ふたをして、火にかける。沸とうしたら、弱火で10分煮る。

4) じゃがいもがやわらかくなったら、味噌をとき、ひと煮たちさせて、火をとめる。
万能ねぎを加え、椀によそう。

☆ やさいと豆腐はきざんでジッパー袋に移し、冷凍しておくこともできる。