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日本テレビ
「午後は○○、おもいッきりテレビ」特集
2004年9月23日(秋分の日) 12:00〜12:55

<長寿の知恵の郷土寿司、家庭で出来る元気寿司>

<郷土のお寿司>

1. 蒸しずし(高知県土佐・四万十川流域)
2. 魚津のおせずし(富山県魚津)
3. こはぜずし(秋田県県北)
4. 長芋寿司(北海道帯広市)

<アレンジした寿司>

1. 茶わん蒸し寿司
2. 焼き鯖の巻き寿司
3. ブルーベリーの押し寿司
4. 長芋寿司

1. <蒸しずし>
高知県土佐(四万十川流域)

[材料]  4人分

干しシイタケ 5枚
水     1.5カップ
卵     1個
かまぼこ 1/2本
グリンピース 少々
すし飯     3カップ
ご飯     3カップ
シイタケの煮汁 大さじ5〜6
<調味料>
砂糖     大さじ2
濃口しょうゆ 大さじ2

[作り方]

1)シイタケは、水でもどし、調味料を入れて炊き、薄切り。

2)卵は薄焼き卵を作り、千切り。
 かまぼこも千切り。

3)すし飯、ご飯、シイタケの煮汁を合わせ、箱に入れ、
 シイタケ、卵、かまぼこ、グリンピースをのせて、15〜20分蒸す。

ここがテクニック
普通のすし飯だけでは酸味が強いので、ご飯を混ぜ、シイタケの煮汁を加えます。
箱に入れるとき、軽く入れないと火の通りが遅くなります。

備考
蒸しずしの起こりは、すし屋で冬、すし飯の残りを翌日再利用するために考案したもの。
ご飯を混ぜないで作る場合は、米5合であれば2合5勺分の合わせ酢で作ります。

2.<魚津のおせずし>
富山県魚津市
【長寿データ】
痴呆で寝たきりの人の割合が、全国平均の半分以下。
血液サラサラ。脳血管が丈夫

[材料]  15×15×5cmの容器 1個分

塩さば         1尾(正味300g)
酢         大さじ2
砂糖         大さじ2
塩         少々
くるみ(いったもの) 8個(こまかくきざむ)
焼きのり(10×19cm) 3枚
<すし飯>
米         2カップ
水         2.2カップ
<すし酢>
酢         120ml
砂糖         100g
塩         小さじ1/2

[作り方]

1)さばは、焼いてほぐし、酢、塩、砂糖で酸っぱめに味つけする。
 くるみは、きざむ。

2)炊きたてのご飯にすし酢を加え、混ぜ合わせる。

3)押し型の内側にラップを敷き、3等分したすし飯のさらに半分量を入れ、ならす。

4)くるみを入れ、さばを平均になるようにのせ、
 またすし飯を入れて平らにしたら、焼きのりをのせ、板をのせる。

5)この工程を3回くり返して3層を作り、押しぶたをして重石をのせ4〜5時間おく。

6)型からはずして切り、器に盛りつけて完成。


紫紺色のすし漬は、甘みの中にほどよい酸味があり、
上品でかつおいしく、女性にことに好まれる。
3. <こはぜずし>
秋田県県北

[材料]

もち米         750g(5合)
水         900ml
砂糖         100g
こはぜの実漬(山ぶどうでもよい)1カップ(200g)

こはぜの実漬をつくる場合
こはぜ         750g
砂糖         130g
塩         240g

[準備]
こはぜの実漬をつくる。
1)9月初旬によく色づき、甘みも酸味も充分熟したこはぜを採取し、
 小枝や枯れ葉を除き、手早く洗って水気を切る。

2)こはぜに砂糖を入れ1週間おき、その後塩を入れて漬け込む。

[作り方]

1)もち米を同量の水で炊き、10分蒸らし、砂糖を好みの量で入れ、更に15分蒸らす。

2)湯気を抜いてから、こはぜの実漬を混ぜ合わせる。

3){2}をすし桶に少しずつ軽く押さえながらきっちり重ね入れ、笹の葉で覆い、
 押しぶたをし、重石をしておく。
 5日ぐらいたつと食べられるが、冷暗所に保存しておけば約1ヶ月はもつ。

* こはぜ
ナツハゼの実のことで、秋田では「ジヨミ」とも呼んでいる。
こはぜは時期的なものなので、9月初旬に実を採集し、漬け込んでおき、
すし漬、その他料理に利用して楽しむ。
黒く熟れたものほど、酸味がほどよくおいしい。
こはぜずしに実を入れすぎると色がどぎつくなるので、注意を要す。
山ぶどうで代用してもよい。

* なれずしの時間がないので、
実際は もち米300gで炊いたごはん
    甘酒100g         
    をあわせて、一日で作りあげる。


4.<長イモ寿司>(手巻き寿司、生寿司)
北海道帯広市

[材料]  2人分

長イモ     250g
酢     大さじ2
砂糖     大さじ1
塩     小さじ1/2
のり     2枚
梅干し     1個
刺身用マグロ、サーモン、ホタテ 各30g(冷凍していく)
大葉     2枚
ワサビ     少々
酢とりしょうが、みょうが

[作り方]

1)長イモは、皮をむいて2cm幅の輪切りにし、蒸気の上がった蒸し器に入れて蒸す。
 熱いうちにつぶし、酢、砂糖、塩を加え混ぜ、酢長イモを作る。

2)梅干しは、種を除き、包丁でたたいておく。
 マグロ、サーモン、ホタテを細長く切る。

3)のりを1/2枚広げ、酢長イモをのせ、中心に大葉、ネタを入れて手巻きにする。

4)にぎり寿司は、酢長イモをにぎり、塩をふった薄切り長イモや好みのネタを上にのせる。

<すし飯>

[材料]  800g分

米     2カップ
水     ふつうの水かげんで炊く
<すし酢>60cc(大さじ4)
酢     大さじ3
砂糖     大さじ2
塩     小さじ11/2

[作り方]

1)米を炊いて、盤台に移す。
 すし酢を全体に回しかけ、ごはんが熱いうちに混ぜあわせ、冷ましておく。


<まとめ作りのすし酢> 特集最後に実演

[材料] 300cc分

米酢         200cc
きび砂糖 又は砂糖 80g
塩         40g
みりん         大さじ1
昆布(4×4cm角) 1枚

[作り方]

1)鍋に昆布、米酢の1/2ときび砂糖、塩、みりんを入れて、中火にかける。

2)煮たたせないように注意して混ぜ、
 砂糖と塩がとけたら火をとめて昆布をとり出し、残しておいた酢を加える。
 常温で1年保存できる。

1.<茶わん蒸し寿司>
高知県四万十川流域(西土佐村、十和村)(350年続くシイタケ栽培)
【長寿データ】
高齢者のガン死亡率が全国平均より低い。長寿者数第2位

1人分 158kcal
塩分1.6g
[材料]  4人分×4倍

すしめし     120g
しいたけの含め煮 小2枚(みじん切り)
しいたけの煮汁     大さじ3
卵         2個
だし         1カップ
{A}
塩         小さじ1/4
みりん         小さじ2
しょうゆ     小さじ1
ツナ         40g(汁をきる)
枝豆(さやから出したもの) 16個
木の芽         4枚

[作り方]

1)すしめしに、みじん切りにしたしいたけの含め煮と煮汁を加えて混ぜる。
2)茶碗の底に{1}、ツナ、枝豆を入れる。
3)だしを{A}で調味して人肌ていどに冷まし、とき卵に混ぜて、{2}に等分に注ぐ。
4)蒸気の上がっているセイロに並べ、強火で1分、弱火で12分蒸す。
 あれば、木の芽をそえる。

参考<しいたけの含め煮>

[材料]  12枚分
干ししいたけ 小12枚(40g)
水     1カップ
砂糖     大さじ3
酒     大さじ3
しょうゆ 大さじ1

[作り方]
1)鍋に水と砂糖を入れて、混ぜる。干ししいたけを軸つきで加える。
 落としぶたをのせ、強火にかける。
2)沸騰したらアクを引き、弱火にして10分煮る。
3)酒としょうゆを加え、おとしぶただけで、汁がひたひたになるまで弱火で10分煮る。
4)火をとめて、冷めるまでおく。この間に味をふくませる。
 しいたけをとり出し、軸をおとして、器にもりつける。


2.<焼き鯖の巻き寿司>
富山県魚津市
【長寿データ】
痴呆で寝たきりの人の割合が、全国平均の半分以下。
血液サラサラ。脳血管が丈夫

1本分 320kcal
塩分1.6g

[材料]  1本分×6+さば焼いたもの1尾分(アルミホイルとバット)

さば(甘塩)     1/2尾(正味100g)
柚子の絞り汁     大さじ1
そばの芽     30g
くるみ(いったもの) 4個(細かくきざむ)
焼きのり(21×19cm) 1枚
すし飯         150g
練りわさび     適量

[作り方]

1)さばは、こんがりと焼いて皮と骨を除き、ほぐす。皮は細切りにする。
 柚子の絞り汁をまぶす。

2)ラップを広げ、のりをのせ、のりより上下2cmずつ小さめにすし飯を広げる。

3)中央にわさびをのせる。
 焼いたさば、そばの芽、くるみをのせる。
 それをしんにして巻く。

4)ラップをはずし、食べやすいサイズに切る。

3.<ブルーベリーの押しずし>
秋田県県北地域
【長寿データ】
感染症(肺炎や肝炎)による死亡率が低い。
抗酸化力、免疫力

1人分 212kcal
塩分1.4g

[材料]  4人分×5倍量+ブルーベリー、砂糖、レモン汁各2倍

すし飯     400g
牛肉(薄切り) 50g
(サラダ油でソテーして、塩、こしょうする。冷めたら細かくきざむ)
ブルーベリー 100g
砂糖     大さじ1
レモン汁 大さじ1
みつば     6本(1cm長さに切る)
しば漬け 20g(みじん切り)

[作り方]

1)ブルーベリーは砂糖とレモン汁を加えて、ラップをして電子レンジ600W2分加熱。
 ラップをとって、600W2分煮つめて、冷ます。

2)角形の樹脂容器(ジップロックコンテナー角中(底面8×8×高さ6cm))の内側に、ラップをしく。

3)牛肉とブルーベリー、みつば、しば漬けの1/3量を散らす。
 すし飯の1/3をのせる。
 残りも同じようにかさねて、四方のラップをよせて包む。

4)別のジップロックコンテナーをかさねてのせて、缶詰を重石代わりにのせる。
 ラップをはずし、切りわける。


4.<長芋寿司>
北海道帯広市
【長寿データ】
リサーチ中

1人分 273kcal
塩分2.6g

[材料]  4人分(16個分)×5=80個分

<すし飯>
長いも     100g(皮をむいて正味)
ごはん     300g
すし酢     大さじ4
スモークサーモン 4枚(みじん切り)
青しそ     10枚(指でちぎる)
油揚げ(いなりずし用) 8枚(1枚15gのもの・120g)
{A}
水     4カップ
みりん     大さじ3
しょうゆ 大さじ3
酒     大さじ3
砂糖     大さじ4

[作り方]

1)<油揚げ>
・油揚げの上をめん棒をころがして、皮を開きやすくする。2つに切り、鍋に入れる。
・たっぷりの水を注ぎ、おとしぶたをして、強火にかける。
 煮たったら30分、中火でゆでる。ざるへ上げ、水にとる。
 油揚げが手でさわれるくらいになったら、10枚ほどまとめて持ってにぎりめしのように絞る。
・平らに広げて5〜6枚重ねて鍋に入れ、{A}を加え、おとしぶたをして火にかける。
 煮たったらふたなしで弱火で、煮汁が1/3になるまで30分煮て、火をとめる。
 粗熱がとれたら、四角に重ねて形をととのえてバットに並べ、残った汁を注ぐ。
 一晩おいて、味をふくませる。最後に、油揚げを軽く絞る。

2)耐熱ボウルにごはんを入れて、すりおろした長いもをのせる。
 はしあけラップをする。
 電子レンジ600W4分、長いもが十分やわらかくなるまで加熱。
 はしで混ぜ、すし酢を加えて混ぜる。
 スモークサーモンと青しそを混ぜる。

3){1}の油揚げを開いてつめ、両サイドを下でつきあわせる。